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nodenv + anyenvを使ってNode.js環境構築

2020-10-10

はじめに

ローカル環境で node のバージョン管理をするために、nodenv を使うと便利です。

プロジェクトが多くなると、Node の場合はプロジェクト内で利用しているライブラリの Update が早いし、Node のバージョンに依存しているため、プロジェクトごとに特定の Node バージョンで管理する必要がある場合も多くあります。

今回は nodenv のインストールし、Node のバージョンを管理する手順をまとめたので、紹介したいと思います!

Anyenv Install

https://github.com/anyenv/anyenv

まず、nodenv のインストールで利用する anyenv のインストールが必要です。

git clone https://github.com/riywo/anyenv ~/.anyenv

PATH 設定

bash を使う場合

export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"
eval "$(anyenv init -)"

Shell をリフレッシュします。

exec $SHELL -l

fish を使う場合

set -x PATH ~/.anyenv/bin $PATH
anyenv init - fish | source

config.fish 修正

vim ~/.config/fish/config.fish

以下を追記

.config/fish/config.fish
status --is-interactive; and source (anyenv init -|psub)

fish shell 再起動

exec fish -l

これで anyenv のインストール完了。

Nodenv Install

nodenv は、node のバージョン管理のために用います。 ↑ でインストールした anyenv を使って、nodenv をインストールします。

anyenv install nodenv

anyenv-install: definition not found: nodenv

などの理由で、うまくインストールできない場合、anyenv を初期化してください。

anyenv install --init

これで、nodenv のインストールが完了。

Node Install

インストール可能なバージョンを確認

↓ のコマンドで、現在インストール可能な node のバージョンを確認します。

nodenv install --list
...省略
13.10.1
13.11.0
13.12.0
13.13.0
13.14.0
14.0.0
14.x-dev
14.x-next
14.1.0
14.2.0
...省略

特定の Node バージョンをインストール

最後に、↑ で確認した node バージョンのうち、 特定の node バージョンをインストールします。

nodenv install <node version>

Node バージョンを指定

Global 指定方法

インストールした node のバージョンを指定します。

nodenv global <node version>

Local(プロジェクト内) 指定方法

nodenv local <node version>
  • ↑ のコマンドで、プロジェクト内に .node-version というファイルが生成されます。

    • このファイルには、指定した Node のバージョンが定義されており、プロジェクト内での Node バージョンを固定することができます。
  • Global で違うバージョンを指定しているとしても、プロジェクト内に .node-versionがある場合、.node-version に定義されているバージョンが優先されます。

バージョン確認

↑ で指定したバージョンに切り替わっているか確認します。

nodenv version> 10.16.0 (set by ~/.anyenv/envs/nodenv/version)

node -v> v10.16.0

さいごに

これで、複数の Node バージョンをインストールし、簡単にバージョン切り替えができるようになったかと思います!