はじめに
ローカル環境で node のバージョン管理をするために、nodenv を使うと便利です。
プロジェクトが多くなると、Node の場合はプロジェクト内で利用しているライブラリの Update が早いし、Node のバージョンに依存しているため、プロジェクトごとに特定の Node バージョンで管理する必要がある場合も多くあります。
今回は nodenv のインストールし、Node のバージョンを管理する手順をまとめたので、紹介したいと思います!
Anyenv Install
https://github.com/anyenv/anyenv
まず、nodenv のインストールで利用する anyenv のインストールが必要です。
git clone https://github.com/riywo/anyenv ~/.anyenv
PATH 設定
bash を使う場合
export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"
eval "$(anyenv init -)"
Shell をリフレッシュします。
exec $SHELL -l
fish を使う場合
set -x PATH ~/.anyenv/bin $PATH
anyenv init - fish | source
config.fish 修正
vim ~/.config/fish/config.fish
以下を追記
status --is-interactive; and source (anyenv init -|psub)
fish shell 再起動
exec fish -l
これで anyenv のインストール完了。
Nodenv Install
nodenv は、node のバージョン管理のために用います。 ↑ でインストールした anyenv を使って、nodenv をインストールします。
anyenv install nodenv
anyenv-install: definition not found: nodenv
などの理由で、うまくインストールできない場合、anyenv を初期化してください。
anyenv install --init
これで、nodenv のインストールが完了。
Node Install
インストール可能なバージョンを確認
↓ のコマンドで、現在インストール可能な node のバージョンを確認します。
nodenv install --list
...省略
13.10.1
13.11.0
13.12.0
13.13.0
13.14.0
14.0.0
14.x-dev
14.x-next
14.1.0
14.2.0
...省略
特定の Node バージョンをインストール
最後に、↑ で確認した node バージョンのうち、 特定の node バージョンをインストールします。
nodenv install <node version>
Node バージョンを指定
Global 指定方法
インストールした node のバージョンを指定します。
nodenv global <node version>
Local(プロジェクト内) 指定方法
nodenv local <node version>
-
↑ のコマンドで、プロジェクト内に
.node-version
というファイルが生成されます。- このファイルには、指定した Node のバージョンが定義されており、プロジェクト内での Node バージョンを固定することができます。
- Global で違うバージョンを指定しているとしても、プロジェクト内に
.node-version
がある場合、.node-version
に定義されているバージョンが優先されます。
バージョン確認
↑ で指定したバージョンに切り替わっているか確認します。
nodenv version> 10.16.0 (set by ~/.anyenv/envs/nodenv/version)
node -v> v10.16.0
さいごに
これで、複数の Node バージョンをインストールし、簡単にバージョン切り替えができるようになったかと思います!